PayPalは米国時間2月7日、同社初となるボットのローンチを発表した。このボットを「Slack」アプリ上で利用すれば、ユーザーは同メッセージングアプリの中から個人間で金銭をやり取りできるようになる。
Slackアプリを使ってPayPalアカウントから同僚や友人に送金する場合、例えば「/PayPal send $5 to @Jake」と入力するだけで済む。
PayPalのこのボットは「Slack App Directory」を通じて追加でき、現時点では米国と英国、オーストラリア、カナダのSlackユーザーが利用できる。ボットのインストールが完了すると、PayPalアカウントをリンクし、それをお気に入りの取引方法として設定できるようになる。
PayPal初のボットのリリースは、P2P決済の増加を受けてのことだ。同社は、P2P取引が2015年に42%増加し、「Venmo」「Xoom」と合わせて410億ドルに達したと述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス